今日の建築 光明寺二王門

今日の建築は京都府綾部市の光明寺の国宝二王門です。 仁王像があるから仁王門というのですが、こちらは数字の「二」の二王門なんですね。
こちら側が表側になるのですが、前が階段になってますので写真も見上げる形になります。
斜めからの角度です。光明寺は寺伝によると推古天皇7年(599年)聖徳太子の開創。その後天武天皇の白鳳元年(673年)役行者修験練行の道場とし、醍醐天皇の延喜年中(900年ごろ)、醍醐寺開祖である理源大師が秘境の大道場として中興されたとのこと。
二王門は鎌倉時代の建立。 三間一戸、入母屋造、栩葺(とちぶき)の二重門 。二重門とは 2階建で、下層と上層の境にも屋根の出をつくる門をいう。中世のものとしては珍しいことから昭和29年に国宝に指定された。また 栩葺は板の厚さ9~30ミリのものをいい、板が薄くなるにつれ、木賊葺(とくさぶき)、杮葺(こけらぶき)と呼び名が変わります。 栩葺は全国的にも珍しいとのこと。

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