今日の石幢 月心寺八面石幢

今日の石幢は滋賀県大津市大谷の月心寺にある八面石幢。元は宮津の長徳寺にあったことから俗に旧長徳寺八面石幢とも呼ばれている。室町時代前期、高さ273センチ、花崗岩製。
石幢は石燈籠に似ているが、蕨手がない、六地蔵が彫られている等の違いがある。
龕部に刻まれていた釈迦坐像は壊されて火口となっている。
残り7面には六地蔵と月輪内の梵字「ア」字と銘文が彫られている。
基礎上端には複弁の反花が刻まれている。
笠は八注造で請花は当初のものであるが、宝珠は後補。

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